みなさんgoogle search consoleは利用されいるかと思いますが、検索パフォーマンスのページで一番上に表示される合計クリック数や合計表示数と下の方に表示されているクエリーごとの数を合計したものとが一致しないと感じたことはありませんか?
今回はその理由を調べてみました。
google search consoleの検索パフォーマンスの見方
まずはそもそもgoogle search consoleの検索パフォーマンスをどうやってみたらよいかですが、まず最初に下のような画面があるかと思います。
検索パフォーマンスもすでにgoogle discoverによる検索がある場合は、さらに「検索結果」と「discover」とにわかれているかと思います。
・クリック数: ユーザー が Google 検索結果をクリックした回数。
・表示回数: ユーザーが Google の検索結果で表示した回数。
・CTR(クリック率): クリック数を表示回数で割った値。
・掲載順位: ウェブサイトの一般的な検索結果の平均掲載順位。
となります。さらに下にスクロールさせると、検索キーワードごとのクリック数、表示回数が表示されているかと思います。
これによってどの検索キーワードがどのぐらい表示されていて、そのクリックがどのぐらいあるかわかるようになっています。
このページではフィルタを設定できるので、表示させたい期間や、国、ページ、デバイスごとにフィルタリングしてみることができます。
検索パフォーマンスのクリック数が一致しない
しかしよくみると気づくかもしれませんが、上がトータルで下が各キーワードごとのクリック数と表示回数であるにもかかわらず、各キーワードごとのクリック数や表示回数を合計してもトータルと一致しないことがあります。
というか私の場合はほぼ一致しません。
これがなぜなのか気になったので調べてみました。
匿名化クエリとよばれる存在
調べていくと匿名化クエリとよばれるものが存在することがわかりました。
そのようなクエリ(検索ワード)はトータルには含まれるけど、個別のクエリーごとの集計には含まれないため、ここで合計に差がでてくるようです。
では匿名化クエリとはなんのか?
この部分が謎です。ユーザーが何かをしたら匿名化されたクエリになるのか?そのあたりもよくわかりませんでした。
ただこの匿名化されたクエリはgoogleの説明では極稀にと表示されているものの、割りと大きな割合で発生している模様です。
少数の検索ワードをカウントしない
一部非常に少ない検索ワードに対してはカウントしていないという情報もあるようです。つまりトータルには含むけれど、下のクエリーごとの結果には表示されていない。
こういった事情から数字が合わないことが発生しているようです。
google自身がそのように述べているので、どうしようもなさそうですね。