ブログをはじめると、いろいろなブログ仲間とつながると思います。
はてなブログならはてなスターを通じて、簡単なコミュニケーションははかれたりします。
そして多くのブロガーが一度は登録したことがあるのがブログランキングサイト。
同じような趣味趣向でブログをやっている人たちが集まっているので、仲間をつくりやすいですし、交流も増えたりします。
しかしSEOという観点からみたらその登録ちょっとまってください!
SEOで考えるとメリットがほぼないどころかデメリットがおおきすぎます。
今回はその理由について記事にしようと思います。
ブログランキングとは
いろいろなランキングサイトがあります。
有名なところでは
- にほんブログ村
- 人気blog ranking
などがあげられます。もちろん同じような趣味を持った人たちのblog同士で交流がもてるので、情報交換という点ではいいですね。
そして一番はこのランキングです。ランキングがあるとどうしても上位に入りたいと思うのが、人の心理ですよね。
そのあたりもあって登録者も多く非常にブロガーの間では人気があります。
ブログランキングのランキングの仕組みを知る
ブログランキングに登録すると上位に入りたいと考えますが、そもそもどうやってランキングが決まっているのでしょうか?
それはご自身のブログからランキングサイトへのリンクをはって、そこをクリックしてくれる人がいると、ポイントが増えてランキングがあがる仕組みです。
だからみなさんどうにかしてクリックしてもらおうと、「応援でクリックしてね」みたいに誘導しようとします。
最大のデメリットは自分のブログからせっかくの訪問者を手放してしまうこと
SEOの観点でいうと、直帰率などブログからはなれてしまうユーザーが多いと評価としては上昇していきません。一方で外部のサイトに誘導するということはせっかく訪問していただいたユーザーにサイト内を巡回してもらうチャンスを自ら逃していることになります。
この点がランキングサイトの最大のデメリットです。
同じ外部サイトでもアフィリエイトやアドセンスなどに流出する場合は、収益があがるので、決してデメリットではありませんが、ランキングサイトはこのあと述べますが実はランキング上位にいてもほとんどメリットはありません。(ほぼ自己満足です)
ユーザーファーストとはいえない
またユーザーをランキングサイトに誘導することはユーザー目線でみて決してユーザーファーストとはいえないと思います。
検索でやってきたユーザーにブログサークル紹介されてもですよね。
ブログランキングサイトからの流入はメリットにならないのか?
ブログランキング上位に表示されれば、その分サイトへの流入する人も増えると考えるかもしれません。しかし実際には上位にはいってもほとんど流入はみこめません。
単純なアクセスアップだけを考えたら圧倒的にSEO対策のほうが効率がいいです。
被リンク効果がえられるのではないか?
こちらの記事でも被リンクがブログの評価に重要視されているとかきました。
ではブログランキングに登録することで、ランキングサイトからの被リンクの効果があるのではないか?
じつは被リンク効果は全くありません
私も登録してgoogle search consoleをしばらくながめていましたが、結局リンクとして外部リンクのカウントがされることはありませんでした。つまり被リンクとしての効果は全くみこめないということです。
これはリンクに「nofollow」属性がついているからだと思います。
ブログユーザーはアフィリエイトリンクなどのクリック率が低い
これはきちんと数値ではだせませんが、ブログユーザーって無駄なリンクをあまりクリックしてくれないんですよね。もしあなたがアフィリエイトなどをはっていても、たとえランキングサイトから訪問してくれたひとがいても、アフィリエイト観点からいうと通常の検索から訪問してくれたユーザーにくらべて収益に結びつきにくいんですよね。
とういうことで、ブログランキングサイトに登録しても、人の流入は見込めないし被リンクはつかないのに、せっかくのユーザーを流出することにつながってしまうというデメリットが圧倒的に勝ってしまいます。
SEO対策を考えるのであれば、私はランキングサイトに登録して、誘導するのはむしろNG行動だと思います。